2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ウェイン しかし本物のラリラリ俳優だけ集めてジャンキーの映画作るってすごいね。日本でもできるかな。そのまんま東と松崎しげるとロブ・ロウと極楽とんぼの山本出演で。 ガース なんの映画作るんだよ! そのタレントの共通点は麻薬の前科じゃないだろ! ウ…
【毎日新聞】 池澤夏樹評 水村美苗『日本語が滅びるとき ―英語の世紀の中で』(筑摩書房) さて、日経新聞には水村氏じしんの随筆が載っていて、末期の母の介護とこの本を書くこと、が同時期であり結びついていたことが書かれていたが、なるほど池澤夏樹の書…
換言すれば、室井佑月の小説はどんなときでも「ほてって」いるのだ。(「売春しない理由」) 言葉は昇華すればするほど堕落する。むかし、「ごっつええ感じ」でダウンタウンの松ちゃんが言っていた表現を借りれば、「フリはきかせればきかせるほど自分が不利…
性の蘊蓄にはすぐ鼻をつまんでしまうのだが、わりと食についてはとやかく言われても平気である。これは、『ミスター味っ子』を読んで育ったせいかも知れないし、あるいは、食はバタイユが語っていないからかも知れない。 さて、本気で食欲をそそる池波正太郎…
お金に関する新書三部読み、第二段。年収300万円時代という言葉を創出した、森永先生の新書だが、売れた後の本だからか、下記の勝間氏の本に比べて押しは弱い。所得格差の拡大によって結婚するメリットがなくなった、あるいは結婚することができなくなっ…
フランスを知るために、ということで読みはじめた一冊。月ごとの章立て、その中で、季節に関するエッセイ+各月にまつわる守護聖人の紹介+各月にまつわる有名人の紹介、とメジロオシの内容。しかし、自分でもただの無害な変態と認識していたサドが、死刑判…
しばらくご無沙汰しました。どうしても、毎日新聞の書評に出ていた下記の本が欲しいのですが、Amazonでも売ってません。どこで買えるんですかね。堀江敏幸評 『雪の宿り −神西清 小説セレクション』(港の人)ちなみに神西清はチェーホフなどの翻訳で有名な…
かならずしもこの人の言っていることに納得できるわけではないのだが、自分の言いたいことを確固として持ち、社会を変えていこうという発想のもと、これだけ分かりやすい概説書をものした、ということは尊敬に値する。まちがいなく名著である。ちなみに、銀…