21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

5月18日付 新聞書評メモ

毎日新聞
中村桂子
丸谷才一『蝶々は誰からの手紙』(マガジンハウス)
 書店で手に取ったものの、購入するかどうか迷った一冊の書評本の書評が出た。最近このブログもうまく書けなくなってきたので、人の書評をまとめて読むのも手かも知れない。

張競
瀬戸内寂聴『奇縁まんだら』(日本経済新聞出版社
 私の恩師の一人であるドストエフスキー研究者の中村健之介先生が、「文壇史は極めて重要である」とおっしゃっていたが、20世紀日本文学の文壇史を語る上では、こういう本が重要になってくるのかも知れない。

日本経済新聞
☆書評委員評
浅井愼平著『good-bye』(冬青社
 60年代から80年代にかけての著名人のポートレイト集らしい。去年の今頃だったか、『沸騰時代の肖像』というすごく魅力的な60年代ポートレイト集が出たが、それを思い出し心惹かれる。