2008-03-17から1日間の記事一覧
今週はけっこう書評欄が当たりです。【毎日新聞】 ☆池澤夏樹評 エンリーケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』(木村榮一訳 新潮社) またまたラテンアメリカ文学だが。何者でもあるまいとして生きる、メルヴィル作品の登場人物バートルビー。そのバー…
文学というのは、カジュアルな話題に向かない。そもそも、同じ読書体験を共有している人を探すのが大変だし。興味もない人を前に、深刻な顔をして知識を垂れ流すのも気色悪い。やはりサラリーマンの話題の王道はプロ野球だろう。と、いうわけで、文学の話は…