21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2008-02-17から1日間の記事一覧

栢俊彦 『株式会社ロシア』第三章、第四章

第三章以降は、インタヴュー集である。まず、「どっこい俺たちは生きている ―中小企業の心意気」と題された第三章は、本書が一貫して注目している、ロシアの製造業経営者へのインタヴュー集。第二章までで、国内産業の育成、中小企業保護の重要性と、それに…

2月17日付 新聞書評メモ

【日本経済新聞】 ☆川北稔評 ニーアル・ファーガソン『憎悪の世紀』(仙名紀訳、早川書房) 感情を主題に歴史を語る、というのはいささか無理がある気もするが、もちろん、20世紀ほど感情が表だって(マスコミなどに乗って)伝えられた世紀もないわけで、…