21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2月の読書メーターまとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3413
ナイス数:17

高校入試 (角川文庫)高校入試 (角川文庫)
読了日:02月25日 著者:湊 かなえ
新装版 鬼平犯科帳 (10) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (10) (文春文庫)
読了日:02月24日 著者:池波 正太郎
海外短編のテクニック (集英社新書)海外短編のテクニック (集英社新書)
読了日:02月22日 著者:阿刀田 高
ロシア史〈1〉9~17世紀 (世界歴史大系)ロシア史〈1〉9~17世紀 (世界歴史大系)
読了日:02月21日 著者:田中 陽児,倉持 俊一,和田 春樹
リトル・ドラマー・ガール〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)リトル・ドラマー・ガール〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)
読了日:02月20日 著者:ジョン・ル・カレ
AI vs. 教科書が読めない子どもたちAI vs. 教科書が読めない子どもたち感想
幼女戦記』の作者の人がツイッターで猛プッシュしていたので読んでみました。(『幼女戦記』そのものは読んでないのですが)。Aiに何が出来て、何が出来ないかをしっかり弁別し、Aiによって仕事が奪われる時代に何が(ていうか読解力が)必要かを明確に記した、とてもクリアな本です。これを読むと、他のAiについての本や記事が、完全に淀んでいるか、もしくはちょっと靄がかかった状態で書かれていることがよくわかります。
読了日:02月18日 著者:新井 紀子
AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)感想
「Aiの発達でもうすぐ仕事が消滅する」的なあらびき本とは異なり、しっかりした取材に基づいた、とても価値のある本です。過去にAiにとって実現可能だったこと、不可能だったこと(排他的論理和が理解できなかったなど)をたどり、その歴史が期待と幻滅の繰り返しであったことなど、詳しく分かるようになっています。また、最後に示される未来のヴィジョンもとても説得力があるもので、広く読まれてほしい一冊です。
読了日:02月11日 著者:小林 雅一
リトル・ドラマー・ガール〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)リトル・ドラマー・ガール〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)
読了日:02月11日 著者:ジョン・ル・カレ
幕末ダウンタウン幕末ダウンタウン感想
新撰組隊士、濱田と芸妓、松茂登がコンビを組んで幕末の世に新しい生き方を探す、という小説。小ネタ満載の造りは、要は小説における『中間管理録トネガワ』の位置づけなのかな、と思います(なにしろ結びの文が「アウトー」って)。冒頭の初代文枝がネタを質入れするところなど、ツカミがうまいなーと思ったのですが、この造りだとやはりキャラクターが実在の人物に脳内で変換されてしまい、美女のはずの松茂登が、どうしてもゲイシャガールズになってしまうので、後半は若干きつかったです。
読了日:02月02日 著者:吉森 大祐
恐るべきさぬきうどん―麺地創造の巻 (新潮文庫)恐るべきさぬきうどん―麺地創造の巻 (新潮文庫)
読了日:02月02日 著者:麺通団

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