21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2019-04-28から1日間の記事一覧

笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』

なにが平成だ、随分言ってくれる、と思いつつもどうでもいいやという感じでつい聞き流してしまう。だって嫌だったら断ってしまえばいいのである。どうせ何の覚えもない相手なのだから。(15ページ) 「タイムスリップ・コンビナート」の初出は1994年、つまり…