21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2013-11-27から1日間の記事一覧

夏目漱石 前期三部作

きのう漱石の「猫」について、じぶんで書いたものを読み返してみて、よい小説というのは運動の線がつながっているのではないか、と考えた。つまり猫は、餅を食って後脚で立って踊るわけであるが、この部分の運動の流れが実に鮮やかである。このあと猫は、台…