21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2011-08-07から1日間の記事一覧

木村榮一『ラテンアメリカ十大小説』

私ごときの体験を、木村榮一のような大学者に擬して考えることはたいへん失礼な話だが、外国文学を読みこめば読みこむほど、「普通」の感想しか出てこなくなるのではないだろうか。日本語で読み、あくまで日本人の感覚で作品を処理しているときこそ、妄言・…