21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2011-02-20から1日間の記事一覧

佐藤亜紀『小説のストラテジー』 8「ディエーゲーシス/ミメーシス」

ところで、実際彼が聴いたのは何だったのでしょう? 例のジャジャジャジャーン、がウィーン体制の政治的閉塞にぶち当たったベートーベンの苦悩に聴こえるとすれば、それは空耳です。(1「快楽の装置」) 伊藤計劃のブログに「我々は手遅れの季節に住んでいる…