21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2011-02-13から1日間の記事一覧

宮田光雄『ナチ・ドイツと言語』

そこから、さらに政治的ジョークは、《通風弁》であったばかりではなく、そうした体制への順応にたいする《心理的アリバイ》(H・シュバイツァー)としての機能もあったかもしれないという、まことにうがった解釈も出てくる。すなわち、権力からの締めつけに…