21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2010-07-25から1日間の記事一覧

鴻巣友季子『孕むことば』 「かぶさんが来る」

順位にとらわれるな、自分の好きな道を進めというのは、しかしいまの(少なくとも)日本の子どもにとって、本当にありがたいことなんだろうか?(103-104ページ) この章に描かれている「かぶさん」とは、たぶん子どもの周りにいる小さな「神」のようなもの…