21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2010-05-25から1日間の記事一覧

E.ブロンテ『嵐が丘』 第十五章

奥様は三日目に、ようやく寝室のドアの錠をはずしました。水差しとデキャンターの水を飲み干すと、もっと注いできてと云い、オートミールのお粥も所望されました。自分は死んでしまうに違いない、と云うんです。ははあ、これはエドガー様に聞かせたい台詞だ…