21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2009-09-25から1日間の記事一覧

水村美苗『日本語が亡びるとき』 六章

ケヴィン・ケリーが描く理想郷は、実は、理想郷どころか、情報過剰の地獄である。(247ページ) まったくない、というのは危惧すべきことだが、あまりない、というのは意外に愉しいものだ。 段ボール箱いっぱいの未読の本、そして2〜3箱のお気に入りの本と…