21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2008-04-24から1日間の記事一覧

村上春樹『東京奇譚集』

たぶん21世紀を代表する作家のひとりである、村上春樹の短篇小説集なのだが、正直なところ非常に単純な怪談話である。それは、ドッペルゲンガーだったり、幽霊だったり、神隠しだったりするが、とくにこれといった展開もなく、普通に物語が終わっていく。…