21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2008-02-14から1日間の記事一覧

栢俊彦 『株式会社ロシア』第一章、第二章

筆者の皮膚感覚では、ロシアが欧州文明社会の入り口に立つのは、市場化プロセスが順調に進んだとしても三〇年後くらいだろう。(「はじめに」) 本書は、駐在経験の長いジャーナリストによる、良質のロシア現代史の解説書であり、計画経済から市場経済へと、…