21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2008-02-06から1日間の記事一覧

F.カフカ 『審判』 第六章

朝起きると、雪が積もっているというのは、それなりに快いものだが、日付が変わって帰る道で雪に降られるというのは、なんとも嫌な感じである。さて、ねむくもあるし、手短に書こう。 『審判』の第六章はひとつの転機である。銀行で勤務中のKのもとを、田舎…