21世紀文学研究所

1サラリーマンの読書日記です。

2008-02-03から1日間の記事一覧

J.M.クッツェー 『エリザベス・コステロ』第三章に関して

ジョン・マクスウェル・クッツェーの作品を、「ポストコロニアリズム」という、それ自体が支配者意識に満ちた視点で語ることの是非はさておき、『エリザベス・コステロ』は、南アフリカの作家が、オーストラリアの作家を主人公にして描いた見事な小説である…